スイス中央銀行が約三年間行ってきた対ユーロの1.20フランを上限とする無制限介入ラインを撤廃した為に2015年1月15日たった20分の間に約40%もユーロが大暴落。日本ではあまりメジャーな通貨ペアではないにせよ、ユーロ圏では処理できずにFX業者が顧客負債を建替えなければいけない事態となり破産する業者も出てきた。

国内でもチャンスだと取引したトレーダーの中にはここまでの暴落と読みきれずに大損失を被ったトレーダーも続出。ネット上でもリーマンショック並みの衝撃と言われています。一部で日銀の量的緩和撤廃時にも同じような事が起こるのではないかと懸念しているアナリストもいるようですが、編集部ではそれはないと見ています。

スイス中央銀行が無制限介入を宣言していたスイスフランでは1.20付近では自然とラインができてくるもの。日銀の量的緩和撤廃でも少しはレートは動くのでしょうが介入を宣言していたわけではないのでここまで動く事は考えられません。

今年も波乱の幕開けとなりましたが、このスイス中央銀行の措置の影響がいつまで続くのか今年の為替レートに大きく影響しそうです。また原油安の影響はどこまで波及するのかという問題も残っています。ロシアルーブルの暴落もまだまだ織り込み済みとは言えないですし、アメリカでは原油安によりガソリンが安くなって新車の売れ行きが好調な一方で、原油関連業者の解雇や一時解雇が増えて失業率上がっているようです。

今年も大きく動く要素は満載なので大損しないよう注意深く取引していきましょう。